川辺の春 ©佐藤雄二
新緑
山焼き ©石川文則
茶摘み ©佐藤雄二
長い冬が明けたことを祝うかのように、新宮村の春は圧倒的な花と新緑で幕を開けます。新宮村の春の風物詩・山焼きは、炎の帯と煙が約20haもある塩塚高原を2時間かけて包み込む壮大なスケール。
霧立つあじさいの里
川遊び ©佐藤雄二
鉦踊り ©佐藤雄二
幽玄な山の斜面に植わった2万株のあじさいが夏の始まりを告げます。夏の盛りには川遊び。美しすぎる川に子どもは大はしゃぎ、大人はうっとりのんびり。夏は無形民俗文化祭「鉦踊り」で幕を閉じます。
秋祭り ©佐藤雄二
金色のじゅうたん ©佐藤雄二
煌めく高原 ©佐藤雄二
京の都から伝わったとされる天王さんの秋祭りは公家装束がきらびやか。屋台揺らしが祭りの最高潮。県天然記念物の大木・お葉つきイチョウは、散らす葉っぱも豪快。まるで美しい金色のじゅうたんを敷いたよう。春の山焼きのおかげで、高原は見渡す限り一面のススキが黄金色に輝きます。
南国四国といえど、内陸の新宮村の冬は冷え込み厳しく、朝起きたら一面の雪景色ということも珍しくありません。